12速のBROMPTONで北野町を散走してみた。
「ちょっと北野いってきます。」
ある平日の午後、業務がひと段落した僕は店舗の北側に位置する北野町へ行くことにしました。

ジャンクションから北へ徒歩20分、北野町は異国情緒あふれる観光スポットです。
おしゃれなショップやレストラン、明治時代から残る異人館などが並びブロンプトンにもよく似合う場所ですが、勾配がきつく自転車で行くのはけっこう大変だったりします。
そこで、ギア12速のBROMPTONだったらどこまで登っていけるか試してみたくなりました。

BROMPTON P Line Explore Low “Midnight Black”
¥513,700~
(試乗できます)
P Lineは2022年に発売された革新的なパフォーマンスモデル。
メインフレームとハンドルステムには伝統的なクロモリフレーム、フロントフォークとリアフレームには軽量チタンフレームを採用。
特にリアフレームは従来モデルから大きくアップデートされ、走行性能と持ち運びのしやすさが向上。
外装4速ギアと10kgを切る軽さはこれまでにない快適さをもたらしました。
その後、2024年に内装3速ギアが追加された12速モデルが発売されました。
アドバンスドリアフレームと新設計の変速機により、外装4速の確実なギアチェンジが可能に。
初代BROMPTONから採用されている英Sturmey Archer製の内装3速ギアも健在。

先日、クロモリフレームのスタンダードモデルC Lineもアップデートされ、12速モデルが発売されましたね。
BROMPTON C Line Update !!

このグラフはBROMPTONのギアの広さを比較したものです。
12速とほかのギアを見比べてみると、その差は歴然。より幅広く、細かくギアチェンジできるようになっており、路面状況に最適なギアを選ぶことが可能です。
起伏の激しい場所の走行、ロングツーリングに適していると言えます。
それでは早速、北野町へ出発しましょう。

アクロス・ザ・山手幹線からの・・・

神戸北野ノスタ。
昨年秋にオープンした神戸グルメをまるごと味わえる複合施設です。

トアロードをぐいぐい登っていきます。この時点でけっこうな登り坂ですが、真ん中よりちょっと軽めのギアで走行できました。

少し息を切らしながら、北野通りに到着。閑静な住宅街のなかに洋風の建物が点在しており、少し不思議な雰囲気です。
登るのをためらうレベルの上り坂も、今日はなんだか行けそうな気がする!
・・・そんな余裕を持たせてくれるのが12速です。

こんな上り坂も止まることなくスルスル登っていけます。ギアはかなり軽めの1~4速あたりを使用します。

余力を十分に残したまま登りきることができました。
高台から見渡す神戸の街並み。時々に見に来たくなる景色です。

つづいて、赤レンガの外壁と尖塔の上に立つ風見鶏が特徴的な、風見鶏の館。
かつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏が自邸として建てた建物で、北野町を象徴する建物となっています。

神戸は日本のジャズ発祥の地ということで、ジャズがモチーフの像が点在しています。
広場で大道芸や音楽イベントが開催されることも。

すぐ隣の天満神社の桜が見ごろでした。

北野や英国関連のお土産を買うならココ、COUVENIRで。

シャーロックホームズの家。
入館料が必要ですが、原作を忠実に再現した館内には貴重な家具や探偵アイテムが多数展示されており、ファンにはたまらない場所となっています。

トアロードを登り切った先には、アビイロードごっこできそうな横断歩道が。

六甲山へ続く再度山(ふたたびさん)にも挑戦しかけましたが、日が落ちてきていたのと、トンネルが思いのほか怖かったこともあって引き返してきちゃいました。また今度にします。

「内装ギアは重たいし抵抗を感じる」「12速も必要ない」そのようなご意見もよく耳にします。
気持ちはよく分かります。しかし、ギアがたくさんあることで生まれる余裕や安心感、見える景色など、、、受けられる恩恵はたくさんあると僕は思っています。
ネットの情報だけにとらわれず、ぜひご自身で試してみてほしいです。
今回は12速のBROMPTONで北野町を散策してみました。
ジャンクションには12速をはじめ各モデルの試乗車をご用意しております。
ご希望でしたら北野町までお試しいただくことも可能です。お気軽にスタッフまでお声かけください。
(北野町は人通り・車通りの多い場所ですので、自転車での走行には十分ご注意ください。)
12速モデルのお問い合わせお待ちしております。
ビートルズの65年のアルバム「Help!」より、ジョージの12弦ギターが特徴的な一曲。