不定期連載:偏愛的パーツクローズアップ【シフター編】
このシリーズでは、私ナカの個人的な視点で愛すべきブロンプトンの”パーツ”にクローズアップして1箇所づつご紹介していきます。
あくまで私の私見で書いていますので、わかりにくい点や間違いがあればご意見くださいませ。
今回のご紹介パーツ:
シフター(変速レバー)
記念すべき?シリーズ1回目はシフターです。
BROMPTONのオリジナルパーツの中で個人的に最も好きな部分なのでまずはここから紹介しましょう。
ポイント:
「こんなかわいいシフターを作るメーカー 他にあります?」
まず右側、内装ギヤ用の通称「ラビットイヤー」
見ての通り2本のレバーがウサギの耳みたいなんですね。
もちろんウサギありきではなくて使いやすい形にしたら自然とこうなったんでしょうけど。
ちなみに左右の耳は繋がっています。どっちを操作してもOK。指の向くままに押したり引いたりしてください。
見た目がプラスチック感有り過ぎなので安っぽく見られがちなんですが(実際、高くはないですが・・・)他の互換パーツに比べてレバーのタッチも軽いですし使い勝手も良好ですよ。
個人的にはこのプラスチック感というかデザインの野暮ったさがたまらなく可愛いと思っています。
昔のモデルに採用されていたSturmey-Archer製のレバーも趣があるのですが、操作感がヒト癖あるんですよね。。。
そして左側。2速・6速モデルに付いている外装変速用レバーです。
こちらも発想のユルさが秀逸。なんたってベルがくっついてますからね。
シマノの一般車用パーツでライト内蔵というのはありますが、ベル内蔵はなかなか味がありますね。こういうの好きです。
内部の構造も非常にシンプルかつ理にかなった造りなんですが、細かく説明するとここには書ききれないので割愛しますが、とにかくトラブルも少なく優秀です。
ついでにご紹介しますと、ワイヤーも近年のモデルは良くなっています。
ジャグワイヤー社製の物を使っています。
インナーワイヤー(芯の部分です。)が一般的な自転車と違って黒色なのは表面をテフロン加工しているからなんです。フライパンと一緒ですね。表面が滑りやすくなるので操作が軽くなります。
シリーズ初回から褒めてるのかなんだかわからない紹介ですが、BROMPTONにはこういう性能だけでは推し量れない面白さが満載です。
今後もパーツごとに1個づつ紹介してまいります。