オツなもの
こんにちは。ナカです。
当たり前の話ですが、私もブロンプトン持ってます。
購入した当時はP6L-Xだったのですが、変速を2速にしたり、ハンドルをSタイプにしたりその時々の好みや、用途(例えばBJCの季節になるとS2E-X)に合わせて変身させるのですが、あまり個人的に所有したことが無かったのが3段変速でした。
妻が所有しているブロンプトンがM3Lだったので敢えて自分では所有しなかったのかもしれません。
そんな訳で自らの勉強の為にここ数ヶ月間、自分のブロンプトンを3段変速(M3L)にしてしばらく乗っていました。
(ブロンプトンはフレームが全モデル共通ですので部品の交換でどのタイプにも変更可能です。)
もちろん、ギヤ比や乗り味などなど所有していなくても店の試乗車や点検・整備でしょっちゅう乗っていますのでわかっていることばかりなのですが、ある程度の距離を乗ると何か見えてくるものもあるかもと思ってここ数ヶ月は3段変速にしていましたが、私の感想としましては・・・
オツなもの
です。
軽さ(漕ぎ・重量)だけで選ぶと2速やシングル(変速なし)、汎用性で選べば6速に軍配があがるでしょう。
機械的な部分で言えばテンショナーの作りなどの理由で6速より3速のほうが力のロスが少ないとか、ギヤ比も全体的にやや重めながら1・2・3の間が程よく開いていてバランスも良いと思います。
ただこのようなスペックや構造から読み取れる事以外に、長く乗ったからわかる事も色々感じます。
それが上に書いた「オツ」な感じです。
説明になっていない解りにくい表現ですみません。
例えば、右手の変速レバーもマウンテンバイクのようなハンドルバーの下に付いている方が使いやすいに決まっていますが、(ワイヤーの引き量とか技術的な理由もあるかと思いますが)このレバーの操作感がブロンプトンらしさであり「オツ」な感じなんですね。
見た目も可愛いので個人的には好きな部分です。
内装ギヤのリヤハブもカチカチと独特の音がブロンプトンらしさを引き立てます。
(クルマの)外車のような感覚もあるかもしれませんね。
私もにわかですがクルマ好きでして、いっちょ前にスウェーデン製のクルマに乗ったりしています。
日本車のほうが何かにつけて快適なんだと思いますが、運転や乗り心地、ちょっとした操作感などに文化の違いというか、そのメーカーの持ち味を感じたりするのが愉しみだと思っています。
ブロンプトンの3速モデルでは個人的にそういうことを感じました。
2速に比べると重いですし、6速に比べるとギヤの守備範囲が狭いですが、ブロンプトンのオツな乗り味がいちばんわかりやすい車種だと思います。
あ。ただ私が個人的にどれか1台を選べ、と言われたら6速のモデルを選びます。
だって私の家は激坂の上なので・・・・