新しいチューブが入荷しました。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERAこんにちは。ナカです。

日本のタイヤメーカー、IRCさんからブロンプトン用の新しいチューブが発売になりました。

ブロンプトンに乗っている方は皆さんご存知かと思いますが、ブロンプトンのタイヤサイズは16インチのWO規格(ETRTO:349)です。
このサイズがもう殆どブロンプトン専用?といってもいいぐらい他の自転車では採用されていません。
実際ドイツのタイヤメーカー、シュワルベ社のホームページには「ブロンプトンサイズ」と書かれている商品もあります。
このサイズを使っている自転車は、今すぐに思い付くのはバイクフライデーTikitとOriBikeぐらいでしょうか。

そんなかなりの少数派のためにチューブを供給してくれるなんて各社共素敵すぎます。
これもひとえにブロンプトンが世界中で愛されているがゆえですね。
それでは新しいチューブと他のチューブと比較をしてみたいと思います。

比較対象は、
・ブロンプトン 純正チューブ
・シュワルベ AV4
・IRC ブロンプトン用チューブ
シュワルベAV4はSタイプの車種(タイヤがコジャックの場合)に使われているチューブです。

それぞれのチューブの幅・厚さ・重さ・バルブ長さを測ってみました。
いずれも空気を抜いて畳んだ状態で測っています。
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■ブロンプトン 純正チューブ
幅32mm・厚さ1.3mm・重さ80g・バルブ長33mm

■シュワルベ AV4(28-349)
幅28mm・厚さ1.5mm・重さ79g・バルブ長37mm

■IRC ブロンプトン用チューブ
幅36mm・厚さ1.8mm・重さ112g・バルブ長37mm
このデータを元に使い分けると・・・

●ブロンプトン 純正チューブ
太すぎないのでチューブ交換の作業性は良いです。
重量も意外と軽い優等生ですね。
流石は純正で採用されている商品です。
耐久性はパーフェクトとは言いませんが合格点でバランス良い製品だと思います。

●シュワルベ AV4
タイヤをシュワルベコジャックにしている方は、この細いチューブを使って下さい。
他は適合しないと思っても良いです。
他のタイヤを使っている方も使えなくは無いですがチューブ自体の幅が細いので、空気を入れた時に伸ばされて肉薄になります。
バルブ口が金属製なので、他のチューブでバルブを破損してパンクしたりとか苦い思い出がある方はこちらを選ぶのも手だと思います。

●IRC ブロンプトン用チューブ
今回比較した中では最も肉厚で幅広です。段差に乗り上げた時などに発生するリム打ちパンク対策には効果的だと思います。
安心感を優先する場合はこのチューブが良いかもしれません。
あと、一世代前のシングルウォールリムの車両の場合、構造上チューブへの刺激が強いのでこう言う肉厚チューブのほうが適していると思います。
(リムの説明はコチラ
幅が広いのでタイヤをコジャックにしている場合は不適です。

比べてみると意外とはっきり違うものなので、パンク等でチューブ交換する際にはちょっと気にしてみてください。

通販でのご注文はこちらからどうぞ。