そもそも機械が苦手でパンクしても絶対に自分では直せない(直さない)という方。 シーラントという手もあります。
こんにちは。
自分で鏡を見ても「誰やコイツ。」と思うぐらいバッサリ髪を切りました店長のナカです。
もじゃもじゃ頭が無くなりましたので、スタッフは大きいほうがナカ、小さいほうが田中とおぼえて下さい。
(今日のブログ記事は数日前にフェイズブックに掲載したものの転載です。)
さて夏真っ盛りでして、夏やすみツーリングに出られている方、これから行く予定の方もあるかと思いますので、ちょっとご提案です。
ブロンプトンでのツーリングで皆さん気にされるのがパンク、ですよね。
当店で行っておりますパンク修理講習会やメンテンナンス講習会を受けていただきますとある程度は怖くないと思いますが、そもそも機械が苦手でパンクしても絶対に自分では直せない(直さない)という方。
シーラント(穴塞ぎ剤)という手もあります。
チューブの中にシーラント剤(白い液体です)を予め入れておきます。
パンクしてチューブに穴が開いた場合、そこからシーラントが出て穴を塞ぎます。
固まるまでは空気漏れが続きますが、次第に穴が塞がって空気漏れが止まります。
最近は自動車のタイヤも応急処置用としてスペアタイヤではなくシーラントを使用することがあるのだとか。
そんな感じで信頼出来るシーラント剤と、「きちんと穴を塞いでくれたよ」という使用者さんの声、自分のブロンプトンでわざわざ実験していただいた方(お団子ありがとうございますにんにん。)など総合しましてのご提案です。
た・だ・し
※ちょっとした刺さりキズ程度なら効果を発揮しますが、タイヤが裂けるほどの大きなパンクには不向きです。
※確実にパンクが防げるという訳ではありません。穴が塞がらないこともあります。
※パンク時にシーラントが飛び散る恐れがあります。
※空気を入れる時にバルブからシーラントが飛び出る可能性があります。
※バルブが詰まる恐れがあります。
と、いまいち安心できない要素も多いシーラント剤ですが、どのみち自分で修理しない(できない)のであれば大事なツーリングの前には念のため入れておくのもアリだと思います。
ただし上記の通りリスクも多いので、どうか自己責任でご使用くださいませ。
重要なのでもう一度、『自己責任』でご使用ください。
ブロンプトンの場合、米式バルブなので専用の工具があればバルブコアを外してチューブの中に注入できます。
入れたシーラントがこぼれ出さないようにバルブ位置は斜め下(8時ぐらい)から入れるのが良いと思います。
空気を入れるときはバルブを上にした状態(12時)で入れて下さい。シーラントがブシュッと出てくるかもしれません。
それから、店頭で修理や整備にお持ち込みの際は必ず「シーラント入ってます」と一言お願いします。
外からは見えませんのでうっかりバルブを下にして空気を抜いたりするとシーラントで車両がベタベタになってしまいます。
これ、とても重要なので可能であればタイヤに「シーラント入ってます」ってマジックで書いて欲しいぐらいです。
(お店によってはシーラント入りタイヤの交換お断りの場合もあるかもしれません)
こんな感じで万人にお勧め出来るわけではないので今まで仕入れを躊躇していましたが夏~秋にかけてツーリングに出られる方も多いと思いますので思い切って紹介してみました。