旧車メンテナンス記 その3
こんにちは。
正月から色々ありまして、あんまり店にいなかったナカです。
すみません。
そんなわ訳で本日のブログは去年の年末にやっていた古いブロンプトンのオーバーホールのお話です。
前回までの記事ではたいして何という作業もしていなかったんですが、今回はがっつりオーバーホールです。
リアの変速ハブをキレイにします。
所有者さん情報では今までほぼノーメンテ。ということですので心して分解したいと思います。
因みにリアハブの分解・組立はよほど自信のある方以外はやらないでくださいね。
元に戻らなくなっちゃったり、漕いだ途端にバキッなんてこともありますので。。。。
それではやってみましょう!
(大変だけど嫌いじゃないんですこの作業。)
こちらが今回の患者さん。
かなり年季入ってます。
既にハブ軸にガタが出ていますがこれでもちゃんと乗れていたんだからスターメーのハブはスゴイですね。
まずはざっくり汚れを落としつつ分解です。
グリースなのか泥なのか、もう解りません。。。
でも1つ1つ磨けばほらこんなにピカピカに!
続きましてハブ本体を洗浄します。
ここは必死すぎて写真撮ってませんでした。ごめんなさい。
でもってこのハブから出てきたモノたち・・・・・
何か今まで見たことのないゼリー状の物が出てきましたが、精神衛生上見なかったことにしておきましょう。
この後、新鮮なグリースとオイルをしっかり入れて組み直します。
仕上がったハブは回転が軽くなるのはもちろん、ラチェット音もいい感じになりました。
これでまた数年はノーメンテでもしっかり動いてくれることでしょう。
同様のオーバーホールを自分の車体でもやってみたいという方はご依頼下さい。
タイヤの回転数が多い小径車ですので、ハブのメンテナンスは効果大ですよ。
メンテナンス費用は状況により異なりますが、5,000円~10,000円程度です。
最低2日程度のお預かりとなりますので、寒くてあまり乗らないという方、今のシーズンにいかがですか?