グリップを交換してみましょう。
こんにちは。手汗ビチョビチョ体質のナカです。
(仕事中はパーツクリーナーとかですぐにカサカサになるのでご安心ください。)
ブルックスの100ミリグリップもようやくハニー&ブラウンが入荷しましたのでグリップ交換の方法をレクチャー致しましょう。
ここ数年のブロンプトンはグリップが接着されていますのでチョット面倒なんです。
昔は昔で簡単にスポっと抜けてしまって困ったので、安全性優先(生産コストも含めて)という訳でガッチリ接着剤でくっついています。
それではさっそくやってみましょう。
いきなりですが、切ります。
もったいない気もしますが、腹を決めてザックリ行きます。
私の場合はハンドルの下側(ブレーキレバー側)から切ります。
カッターのキズが見えにくい場所を切るようにしています。
切り目を一本入れたら手でぐいぐい広げます。
(いきなり上の説明と違いますが写真に撮りやすいように上から切っています。)
アケビの実を開くような要領ですね。(←田舎育ちの人しか判らない表現すみません。)
グリップをはがすとこんな感じです。
接着剤がしっかり付いていますね。
続いてはこの接着剤をカッターでこそぎ落とします。
いつも台所用のピーラーでやると簡単かな。と思っていますがまだ試したことは無いです。やられた方はぜひとも感想きかせてください。
後の作業を楽にするためにここはきっちり接着剤をこそぎます。
結構面倒です。そして結構ゴミが出ます。
室内でやるとお母さんに怒られますね。
綺麗に落とせたら、パーツクリーナー等でさらにきれいに落としても良いでしょう。
新しく取り付けるグリップが短い場合は親指側に接着剤の跡が見えてしまう場合があるので内側だけでもきれいに落としておいたほうが良いと思います。
ハンドルバーの内側にも接着剤が付いている場合が多いですが、ここはカッターが届く範囲で取っておきましょう。
余談ですが、ハンドルバーの表面がザラザラしているのはショットピーニングと言いましてこういう表面加工をすることで素材自体を硬く仕上げることができるからなんです。
昔みたいにつやつやピカピカの方が良いと言う方もありますが、ちゃんと意味があるのです。
(余談終わり)
あとは新しいグリップを取り付けるだけ。
ネジ止めのタイプ(ロックオンタイプとか言われる場合もあり)が取り付け易いですね。
ゴム系のぐいぐい押し入れるタイプはちょっとコツが要ります。
内側にパーツクリーナーや水で濡らして一気に勢い良く(←ココ重要)入れないと、途中で止まってしまうとかなり苦戦します。。。
難しい場合はお手数ですが、お店までお持ち込みください。エアーコンプレッサーでビューって入れます。
そんな訳でグリップ各種用意してお待ちしております。
ちょっと面倒ですが難しい作業では無いのでご自分で取り付けにチャレンジしてみてもいいんじゃないでしょうか。
もちろん、お店任せにするも良しです。
(車両購入時の取り付けなら作業工賃無料ですよ。)