クールダイナモ、ライトオン。

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こんにちは、ブロンプトンジャンクション神戸のイトウです。
最近は日が落ちるのもだいぶ早くなり、自転車のライトが大活躍してるんじゃないでしょうか。
ライトは必ず点けましょね。

さて、先日情報が出ましたBrompton Classic Editionですが、懐かしのシルバーパーツ・限定仕様・限定カラーとなっているのに加え、すべてのモデルに「ハブダイナモ」が標準装備されています。去年発売されたArchive Edition以来です。

本日は、僕もおすすめのハブダイナモについて少しご紹介したいと思います。

ハブダイナモとは・・・
前輪の軸(ハブ)に搭載された発電機からライトへ電力供給するシステムのこと。
スイッチのON/OFFをしなくても漕ぎ出すだけで点灯でき、電池交換やバッテリー充電が一切必要なく半永久的に使用できます。
一般的なシティサイクルにも搭載されている「オートライト」です。

2000年以前のオールドブロンプトンには、後輪タイヤとの摩擦で発電する「リムダイナモ」が搭載されているものもありました。

人力で発電するって自転車らしくて良いですよね。
僕にとってハブダイナモは海外のツーリストがよく使用しているイメージで、一つの終着点として憧れがありました。

悩んだ末に僕が選んだのは、SON Nabendynamoのブロンプトン用クラシックハブに、busch+mullerの前後ライト、そして純正リムの組み合わせ。

SONのクラシックハブは過去にブロンプトンの純正オプションになっていたこともある、高い耐久性と回転性能を持ったダイナモハブの決定版。
ハンドメイドで仕上げられた極上の美しさ、まるで内装ハブのようなインパクトある見た目が特徴です。

ハブからの安定した電力供給によって夜道も安全。butch+mullerのライトには、周囲の明るさを感知し光り方が変わるオートライト機能、信号待ちなどで電力が途絶えてもしばらく光り続けるスタンドライト機能が備わっています。

ダイナモ発電時は前輪の駆動抵抗が増えますが、乗っていて気になる程ではないように思います。

これらのカスタムをすることで増える重量は500g程度。
費用はパーツ代と工賃を合わせて8万円程となります。
ダイナモハブ、スポーク、リムはお好みで組むこともできます。
ご予算なども含めご相談ください。

また、現在ブロンプトンの純正オプションとして販売されているハブダイナモセットがこちらです。

ハブダイナモセット SV-8
¥46,200 (税込)
ダイナモハブ:Shutter Precision SV-8
フロントライト:busch+muller ルモテック Lyt (照度:17ルクス)
リアライト:純正ダイナモ用リアライト
付属品:ライト配線、フロントスキュワー、フロントライトステー、リムバンド、説明書(英語)
ホイールカラー:シルバーブラック
※店舗にて取付の場合、別途費用をいただきます

台湾メーカーShutter Precisionの軽量ダイナモハブを使用した完組ホイール、busch+mullerのフロントライト、純正のリアライト、配線などがすべて揃ったセットになります。
これさえあれば、お持ちのブロンプトンをハブダイナモ仕様にすることができますよ。

先程と同様、停車時に光り続けるスタンドライト機能が備わっています。
ライトが必要ない昼間などは電源をOFFにすることで、ダイナモハブ特有の回転抵抗を減らすことができます。

軽量で小ぶりなボディと走りの軽さに定評があるShutter Precisionのダイナモハブ。

リアキャリア有り無し、どちらの車体にも対応します。

通勤やお買い物などで日常的によく乗る人、たまにしか乗らない人、その両方にとってダイナモライトは良い選択だと言えます。
自転車を日常のアシとして使っている人にとって、ライトのバッテリー切れは致命的。
また、久々に乗ろうと思った時にライトが点かない状態だと、それだけで乗る気が失せてしまいます。
長期ツーリングの時にも、ダイナモライトは心強い味方となります。
特に今の時期、暗く寒くては気が滅入ってしまいますからね。

ハブダイナモを付けるだけで、ブロンプトンの実用車・旅自転車としてのポテンシャルが上がるわけです!

お持ちのブロンプトンに何か物足りなさを感じている方は、ハブダイナモの導入を検討してみてはいかがでしょうか?ご相談お待ちしております!

そして、今回発表されたBrompton Classic Editionにも同セットが標準装備されています。
ハブダイナモ導入の費用を考えると、今回のモデルはかなりお得なパッケージになっているのではないでしょうか。
ぜひこの機会にご検討ください!

~おまけ~

busch+mullerから販売されている、こちらのUSBウェルクという商品。(税込26,400円)
なんと、ダイナモハブから発電した電力をUSB用に整流し、スマホなどの機器に充電できるというスグレモノ!
これはいろいろできそうですね・・・!