シングルスピードカスタムご依頼ありがとうございます。
こんにちは。BROMPTON JUNCTION KOBEのキジマです。
LORO大阪店へ戻って再びBROMPTON JUNCTION KOBEへと戻ってまいりました。
そして、久しぶりにカスタム紹介のブログになります。

今回ご依頼いただいたカスタム内容はシングルスピード化カスタムです。元々は内装ハブと外装変速のついた6速モデルを大胆にシングルスピード化しました。変速の無いシングルスピードというと不便なイメージを持たれがちですが、実は変速がないことによりトラブルが少ないという利点があります。さらに駆動抵抗の少なさのあり、想像以上に快適な漕ぎ感はシングルスピードでしか味わえない走りです。
シングルスピード化ということで、内装ハブ、シフターなどの変速部品を外していきます。
変速部品を外したらリアホイールも分解して、ハブを交換していきます。

ハンドル周りもシフターがなくなってスッキリとした見た目になりました。
内装ハブ、外装変速のケーブルが無くなって前後のブレーキケーブルのみとなり、クロームメッキのハンドルとPAULのブレーキレバーの存在感が増しました。

内装ハブからJoseph Kuosackの2速ハブへと組み替えたリアホイール。
決して軽量なハブではないですが、しっかりとしたハブはダイレクトな走りをさらに高めてくれます。デザインもPhil Woodのハブと似ていて前後の統一感があります。

テンショナーはBrompfication Chain Tensioner Single Speed Mk IIを使用。
ハブアクスルと同じ位置にテンションスプリングがあるシンプルなデザインで、軽量なテンショナーはシングルスピード専用品。

チェーンもシングルスピード専用品に交換しました。
IZUMI-V Narrowはトラック競技やBMXなどで長年愛用されてきたチェーンの薄歯仕様で、爆発的なパワーにも耐える耐久性と剛性の高さが特徴です。

H&Hのペダルホルダーも一緒に取付ました。P Line、T Lineの純正ペダルと同じ位置に取り外したペダルを保持できるホルダーは、三ヶ島ペダルに交換した際に是非とも合わせて取付たい商品です。付属のポーチに入れるよりも紛失のリスクが少ないですし、何より楽です。
今回個人的にも好みのカスタムでご依頼いただき大変ありがとうございます。
僕のBROMPTONと同じように仕上げたいとカスタムの依頼を受けることも少なくはないですが、変速まで同じにしたいとご依頼いただいたのは初めてです。若干の違いはあれど、同じ年式、同じカラーと同じ仕様なので、かなり親近感を感じます。

ちなみにこっちは僕のBROMPTON。興味のある人はどこが違うか見比べてみて下さい。

