S2LからS2Eへ。Eバージョン化のススメ。

題名にある”Eバージョン”って皆さんご存知ですか？
「もちろん知ってる！」という方もいる思いますが「知らないし、そもそもバージョンてなに？」という方の為に簡単に説明します。
現在日本で販売されているブロンプトンは”Lバージョン”と”Rバージョン”があります。（カタログではLタイプ、Rタイプって書いてますね）
この時点でピンときた方も多いんじゃないでしょうか。
”Lバージョン”は泥除けあり（M3Lとか）。”Rバージョン”は泥除けとリアキャリアあり（M6Rとか）
”Eバージョン”は泥除けなしのブロンプトンの事なんです。
当店のブログでもたまに登場するモデルなのですが、カタログには載っていないのです。

写真はS2L-Xの泥除けを外したS2E-X
この泥除け無しの”Eバージョン”は国内の通常ラインナップでは販売されていないのですが、B-SPOKEでオーダーして手に入れるほかに既存のモデルから泥除けを取り外してEバージョン化することができます。
すなわちEバージョン化とは単純に泥除けを外す事なのですが、Eバージョン化にはメリットとデメリットがあります。
デメリットは路面が濡れているときなんかに走ると、泥除けがないので背中がビチャビチャになってしまうこと。あとMハンドルだと折りたたんだ時にハンドルが地面に当たります。
メリットは軽量化。泥除けを外すだけで280グラムほどブロンプトンを軽くすることができるんです。

メリットが約280グラムの軽量化。それを大きいと捕らえるか小さいと捕らえるかは人それぞれですが、ブロンプトンを少しでも軽くしたい方にとって280グラムはなかなか大きい数字だと思います。
因みに泥除けを外すと、「Eバージョン用フック」と、ブレーキケーブルとタイヤが接触するのを防ぐ「ケーブルフェンダーディスク」という二つのパーツの取り付けが必要です。

（厳密には泥除けが323グラム、Eバージョン用フックとケーブルフェンダーディスクの二つで40グラム、差し引いて約280グラムの軽量化ということになります。）
パーツ二つで2,419円。2,419円で約280グラムも軽量化できるのはコストパフォーマンス的には最高だと思います。（例えば、200グラムほど軽量化できるチタンのシートポストなんかは28,000円くらいします）

このEバージョン化カスタムをおススメしたいモデルが元々軽量でキビキビ走るS2Lです。
納車前にご依頼頂ければパーツ代のみでEバージョン化できますよ。
軽いブロンプトンが欲しい方におススメです。（もっと軽いスーパーライトモデルもあります）
Mハンドルでも泥除けを外す事は出来ますが、折りたたんだ時にハンドルが地面に当たってしまうのでご注意を。

免許更新したての田中